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顔・腕・手の甲にぶつぶつ、
湿疹が出てかゆい

顔や腕、手の甲などに湿疹ができ、かゆみでお悩みの方は少なくありません。かゆみが強いと、掻きむしって血が出る、夜中に目が覚める、イライラして仕事・勉強の効率が下がるといったこともあります。また、目立つ場所にできた場合には見た目も気になりますね。炎症が治まってからも続く炎症後色素沈着も心配です。
自然に治ることもありますが、早く、きれいに治すためには、皮膚科を受診するのがもっとも確実です。ご自宅でのスキンケアの具体的な指導もいたしますので、お気軽に当院にご相談ください。

「顔」「腕」「手の甲」などぶつぶつやかゆみがでる
原因・疾患

「顔」「腕」「手の甲」などぶつぶつやかゆみがでる原因・疾患「ストレスが肌に悪い」というイメージは、多くの方がなんとなくお持ちなのではないでしょうか。
実際に、以下のような疾患は、発症や悪化にストレスが関与しているとの指摘があります。

手や手の甲・腕にできる湿疹

手湿疹

水仕事をする人によく見られる湿疹です。
初期には皮膚の乾燥・カサカサが現れ、続いてひび割れ、最後にはジュクジュクと痛みます。また、一貫してかゆみを伴い、掻きむしって悪化するケースが少なくありません。

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汗疱(異汗性湿疹)

直径1~2mm程度の水ぶくれが手のひらや足裏に多発する病気です。赤みやかゆみといった症状も伴います。
自然治癒も期待できますが、再発を繰り返すケースが少なくありません。
はっきりとした原因については分かっていませんが、発汗との関連が指摘されています。

足にできる湿疹

乾燥肌(皮脂欠乏症)

洗いすぎ、洗剤・薬剤との接触、摩擦、低湿度、紫外線、食生活の乱れ、加齢などを原因として、皮脂の分泌量が減少してカサカサ・ガサガサになった状態です。
足でいうと、かかと、すね、膝などで好発します。その他、顔や首、胸、脇腹、肘・手など全身でも起こります。

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汗疱(異汗性湿疹)

赤み、かゆみを伴う直径1~2mm程度の水ぶくれが、手のひら・足裏に多発します。

顔や首にできる湿疹

あせも

高温多湿、厚着などによって多量の汗をかくこと・汗を放置することで、汗を分泌する管が詰まる病気です。赤みのあるプツプツとした盛り上がりが見られます。首、肘・膝の内側、脚の付け根などに好発します。

脂漏性湿疹

マラセチアという真菌の異常増殖を原因として、皮脂の分泌が盛んな顔・頭皮・生え際・腋・胸・背中で発生する湿疹です。

化粧品かぶれ(接触皮膚炎)

化粧品との接触によって、接触した部位で発症する皮膚炎です。赤みやかゆみなどの症状を伴います。悪化して、腫れや水ぶくれを引き起こすこともあります。
接触皮膚炎は、金属、植物、染毛剤、薬品などとの接触でも発症します。いわゆる「かぶれ」です。

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頭皮にできる湿疹

頭部粃糠疹(フケ症)

多少のフケが出るのは自然な生理現象ですが、多量に剥がれ落ち日常生活に支障をきたしている場合には、頭部粃糠疹を疑います。放置していると、かゆみ、脱毛などが起こることもあります。

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脂漏性湿疹

脂漏性湿疹は、頭皮や生え際だけでなく、顔・腋・胸・背中など、皮脂の分泌が盛んな部位でも発症します。
頭皮で発症した場合には、頭皮の赤みやかゆみ、フケ、かさぶたなどの症状を伴います。

ぶつぶつが出てる‥
湿疹が出てかゆいときの
我慢の仕方は?応急処置は?

かゆいけれどすぐに皮膚科を受診できない、夜中にかゆみで目が覚めてしまったという場合には、以下のような応急処置で症状が軽減することがあります。
症状が治まらない、悪化する、治ったけれど再発したという場合には、時間を見つけてお早めに当院にご相談ください。

かゆいところを「冷やす」

かゆいところを「冷やす」かゆみは、皮膚を冷やすことで軽減が可能です。氷嚢、冷やしタオル、水シャワーを当てるなどの方法がおすすめです。
反対に、身体が温まるとかゆみが強くなります。お風呂の湯の温度に気をつけ、激しい運動・飲酒などは控えましょう

市販薬を使用する

かゆみやかぶれを鎮める作用のある市販薬は、さまざまな種類が売られています。
ただし、薬の選択を誤ると症状が悪化してしまうことあります。必ず、薬剤師に相談した上で購入するようにしてください。
もし1種類のかゆみ止めを使用しても改善しない・悪化したという場合には、違う市販薬を試すのではなく、皮膚科を受診しましょう。